昭和を想う?

平成が18年まで来て、かなり落ち着いてきたからか、最近昭和を想うものがすごく多い。
昭和といってもずいぶん長いから、いろんな昭和回顧があるんだけど・・なんか昭和さえとりあげておけば売れる!みたいなのはイヤなんだけど、結構愉しんでしまうものも多い。

昨日寺町通をぶらぶらしていて三条を下がったところでみかけたのは、こんな石碑。
 「女優山本富士子邸跡」とかかれている。
 かなり大きな建物で、山本富士子邸だった時代はどんな感じだったのかな、と想いをはせた。ちょっと前にみた「夜の蝶」という映画で京都出身の銀座のママを演じていた山本さん。「夜の蝶」のモデルであった上羽さんの伝記「おそめ」で、おそめさんの所有していたおそめ会館というものが今葬儀場になっている、と読んでいたり、やはり少し前にみた「ヨコハマメリー」という映画で、黒澤の「天国と地獄」にもでてきた横浜の根岸屋というところの現在の姿なんかをみて感じるところがあったりして、今 昭和遺跡が気になって仕方ない。