「天才アラーキー〜」の方は語りおろし、って感じかな。。すごく読みやすい。まず対象に対してよいなーという気持ちがあってそれが写真にむかわせる、っていう風に私は解釈したのだけど、その気持ちはよくわかる。横尾忠則さんの本を読んだときも、作戦とかなしに、「これを表現したい」という気持ちがまずあってとにかく画にむかうというようなことが書いてあってつながる感じ。
アラーキーのあとがきに映画「みすゞ」のロケ地山口県仙崎の話がちらっと出て来る。
「みすゞ」はパンフレットしかみたことないけれどとてもきれいで、おばさん(私)の乙女心もくすぐるようなもので、そういう興味をもっていたのだけど、そこにアラーキーが行く、っていうところがまたよいなーと思ったりした。(後できいたところによると、スチール写真を担当されたらしい。)
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」にインスパイアされた話もおもしろかったなぁ。。今までしんどい映画か、と敬遠していたけれどみてみたくなった。。
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