mikaさんが掲示板に
「耳に残るは君の歌声」を観ました。
女性監督らしい映像というか、セリフは極力少なく、映像で見せる、
といった作りで、落ち着いて見られました。
寡黙だけど、表情や数少ない言葉で、
内面の深さを感じさせる主人公を、
クリスティーナ・リッチが好演。
片や世俗的だけど気だてのいいダンサー役の
ケイト・ブランシェットもはまり役という感じでした。そして、ジプシー役を演じたジョニー・デップの美しかったこと!
めちゃめちゃセクシー!w('o')w
彼とクリスティーナ・リッチが、言葉はなくとも惹かれ合う気持ちも
とても良く描かれていたと思います。何と言っても音楽が素晴らしかった!
ロシアの子守歌、オペラ、ジプシー音楽(おじいさんたちの枯れた歌声)、
どれも素晴らしくて、サントラが欲しくなる映画です。ただ、柱を多く立てすぎているというか、
「音楽」と、「父を捜す娘」という主題が
ちょっと弱くなってしまったような気がして残念でした。
その2つをもっと強く出して欲しかったなぁ。
主人公の「音楽なしでは生きられない」生き方も
ちょっと描き足りなかったような気がします。
静かな静かなラストシーンでは涙が流れてしまいましたが。
(思いがけなく、お父さん役を、大好きな「ノスタルジア」主演の男優が演じていたのが嬉しかったです!)
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