「知られざる男の自画像」の方は、コクトーのインタビューや「オルフェの遺言」などの映画などをとりまぜたコラージュ的作品。コクトーの「美女と野獣」「オルフェ」*1そしてこの作品などをみて、コクトーと周辺の人たちになにか美輪明宏や三島由紀夫などのグループみたいなイメージを抱くようになった。神々しいような美を信奉して近寄りがたいようにみえながら、愛をとても大切にしているようにも思われて。。
「サント・ソスピール荘」はコクトーの壁画がある場所だけどコクトー自身の説明とともに紹介される。コクトーでイメージする線画や、星のマークのような絵もあれば、色が塗られているものはピカソのゲルニカみたいなタッチのものもある。ピカソとは交流があったらしいけれど、あんなピカソタッチのコクトーの作品もあるんだな・・