池辺葵さんの作品、ここに出てくる「心のちっちゃい」人には理解されにくい、一見すると愛想のない人物だとか、自分にしか興味のない人だとかを愛情深く丁寧に描いているなあ。もちろん自分だって愛想があまりない人と接するのはこわかったり緊張したりもするのだけど深く付き合いもしないで決めつけたりする流れはテキパキことは進むかもしれないけれど違和感を感じてしまうので、この人の作品を読んでいると落ち着く。
- 作者: 池辺葵
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2017/06/12
- メディア: Kindle版
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