義太夫を聴こう

書評で紹介された時、女義太夫の方の表紙で、勝手に普段文楽で接しているものとは違うかななどと思っていたのだけど実際に手に取って読み始めてみたら、普段文楽で接している義太夫や三味線の理解が深まるものだった。ソフト版という体裁も読みやすくてありがたい。「道行」というのは男女の心中もの、みたいな風に考えていたけれど、もとの意味はそんな狭いものではなかったという話、また、義太夫を英語の唄に親しむようなやりかたで接するべしという意見は新鮮でその通りだなと思った。

義太夫を聴こう

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