3月のライオン 10

ちはやふる」の方も登場人物が一歩踏み込んだけれど、これも。帯に「前進の第10巻」とある通り。「ちはやふる」が太陽の光に彩られたような話だとすると、こちらは一年中雨が降ってそうな「六月町」に好んで住んでいるような主人公の物語で、登場人物の痛みの部分もばっちり描かれているだけに、この前進がとてもうれしい。

最近「Bump of Chicken」の曲っていいなと思っているところなんだけど(ちょっとしか知らないものの)羽海野さんもBumpの曲に支えられ、コラボ企画までされている。そのことにとても納得がいく。