信頼されてその場を得て・・・でも外の世界に気が向いて・・・そこのウェイトを減らしていく・・・でも基本を教えてもらったのは・・・というのは普遍のテーマだな・・・
とにかく東村さんは要点の紹介仕方がとてもうまい。たとえばパーティで知り合いになる大阪の漫画家さんのこと。1つめのコマですべてがわかる。
そして現実的なところ、シビアな視点が生きているところ、「海月姫」*1でも「主に泣いてます」*2でもそこが魅力だった。
若い時はなんでもできて無敵なのにできないふり っていうところそうだったなあと痛みとともに思い出す。こどももいる東村さんが次世代へのメッセージとして精神的にもいろいろなものを引っ張り出しながら描いている作品ではないだろうか。
- 作者: 東村アキコ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/07/25
- メディア: コミック
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