叡山電車のホームで京都精華大学で開催されている小林かいちの世界のポスターを見つけ関心を持つ。精華大学のHPでみていると、「高畠華宵や竹久夢二に心酔する方なら、かいちの描くアールデコ風絵封筒は必見です。」ともかかれ、さくら井屋さんさん*1で絵葉書や絵封筒にすごい数のデザインをした人という風なことも書かれていて、これは行かねばと出かける。赤とピンク、紫などの配色に十字架やバラ、女の人のシルエットなどが描かれていて嶽本野ばらの本みたいな雰囲気。面白い!増村保造が撮った「卍」をみたとき、登場人物が使う便箋のかわいさに目をうばわれていたのだけど、原作の描写ではずばり小林かいち作の便箋がそのまま描写されているそうだ。そうだったのか!
ふとしたきっかけから興味のあることがつながっていく喜びを満喫した。開催場所の京都精華大学の情報館、評判はきいていたけれど、昨日やっとちらりとみてみたらいろんな写真集なども充実していて、いい感じ。今度ゆっくり利用したくなった。ブログもおもしろい。精華大学では、いろんなイベントもしていて11月にはちょと好きな監督、山下敦弘の講演会もあったみたい。要チェックだ。