- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2003/10/22
- メディア: DVD
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冒頭におさめられた「マシュキンはコシュキンを殺した」は、不条理で笑っちゃうような感じもあるのだけど、なんだか不気味だし、この作品にもほかの作品にも時々出てくるロシアやソビエトの表現に政治的なものも感じ、タッチは軽くなったにしても従来のチェコアニメの伝統を踏まえているような気配もあったが、西部劇のパロディー「ブラッディ・ヒューゴ」をみたとき、年代的には旧世代なんだけど、「こんなタッチもチェコにはあったんだ!」と以前すごく感心したオルドリッチ・リプスキーの「レモネード・ジョー」を思い出し、文化的にも距離的にも離れているであろう西部劇を素材にしておもしろい作品にしてしまうチェコの人たちのセンスってはかりしれなく愉快だな、と思わされた。ナンセンスギャグに走らなきゃやっていけないような状況もあったのかもしれないが、必要に迫られて、とぎすまされたものになりお家芸にまでなっているような気配も感じたり・・
- 出版社/メーカー: エプコット
- 発売日: 2004/03/26
- メディア: DVD
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「魔法の鐘」「フィムファールム」「怖いもの知らずのフランタ」は、おとぎ話風だけど、奇想天外なストーリー展開で、ラストの着地点の後味もよく、すごく気に入った。「魔法の鐘」の映像どこかでみたと思ったら、エスクァイヤマガジンジャパンから出ている「チェコアニメ新世代」の本の表紙に使われているのだった・・↓なんか、いいタッチでしょ!
- 作者: 遠山純生
- 出版社/メーカー: エスクアイア マガジン ジャパン
- 発売日: 2002/10/03
- メディア: 単行本
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