ブロークン・フラワーズ

ジャームッシュの新作「ブロークン・フラワーズ」を観にいく。連休中京都シネマでは夕方だけの上映で、立ち見が出るほどのにぎわいときいていたのであせって早めにいったらなんとか席を確保。(京都シネマは席数が少ないため。)

いろんな人の感想をみてから行ったのでジャームッシュ流の起承転結のあるようなないような感じは全然気にならなかったけれど、意図的にゆるく撮って、主人公の日常の雰囲気を醸し出しているもので(ちょっと「ストレンジャー・ザン・パラダイス」みたいな雰囲気)体力減退気味の中年の私には、「早く次の場面にならないかな〜」と思ってしまった瞬間も。

ジャームッシュは「深刻ではないけれど日常と地続きの居心地の悪い感じ」を表現するのがとても上手な監督だなあと再認識。ジャームッシュ流の「あら?これって・・」とくすっと笑ってしまうようなユーモアはとても好み。

ブロークンフラワーズ [DVD]

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