グッとくるお店

能書き好きではないつもりなのだけど、ビデオショップなどの店員さん手書きの推薦メモに心惹かれる。(そういうのを能書き好きっていうのかな?)ビデオに限らず、雑貨でも洋服でも、食品でも商品への愛情を自分の言葉で説明できるお店で買い物するのはとっても心地よくて大好き。

そんなアナログなやりとりとは一見無縁な感じのする京都のあるチェーン書店で、パンクな?店員さんのひとことがいつも心に迫るお店がある。ずっと前もテレビでちょっとみて好きになり、関心を持った枡野浩一さんの「かんたん短歌の作り方」に「枡野君 きみの本は本当にすばらしいのに売れゆきが悪いのは○○○○(とりあえず伏せ字で自粛。。ほんとは実名が。。)の書いた帯が悪いのか?こんな帯に書いてあることよりずっといい枡野くんの本。」という意味の大胆な紙がはられていて、即わたしはその本をその書店で購入。そして本当にすばらしかった!それ以来すっかり枡野さんとその書店のファンになった私!

本当にそのお店あなどれない。。今日もベストセラーの「世界がもし100人の村だったら」の横にそれの日本バージョンの本を並べながら「さっそく出ました!パクリ本!アザトい!」なんてことが書いてあった。。(正確ないいまわしはメモってこれなかったけど。。まぁそんな意味。。)自分で売りながらなんとまぁ!これからもがんばってわたしを楽しませて!こっそり応援してるから!

☆2015年追記 ここに書いていた書店は丸山書店白川通店。閉店してしまい、2015年2月現在スーパーのフレスコになっている。「かんたん短歌のつくり方」は糸井重里が帯をつけていたのだけど・・(こちらに帯の紹介あり)

かんたん短歌の作り方―マスノ短歌教を信じますの?

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