ショコラ

ショコラ [DVD]

「ええ話なんやろなー」位の軽い気持ちで行ったのだけど、大満足。ひとつひとつの画面がとてもきれい！
ちょうど今読んでる石川三千花さんの本に主役のジュリエット・ビノシュのことが「フランスの大竹しのぶ」なんて書いてあって、「たしかに〜」と思うと同時に、「きっとああいう顔して人生うまくやっていくタイプなんだろうな。。自分のペースっていうのを絶対守るああいう感じか。。」とか勝手に予想していたのだけど、ちゃんと彼女の気持ちも伝わってくるいい映画だた。
不良なおばあさん、純な老人、類型的かと思いきやそうではないいろんな個性をもつ村人たちがとても生き生きと描かれていて、本当に心から楽しめた。ぼろぼろのおうちをああいうきれいなチョコレートショップにして。。っていうのもいい感じ。
音楽もとってもとってもいい！後で解説読むとジャズのジャンゴ・ラインハルトの名曲とか書いてあって、ジャンゴってちょうど「ギター弾きの恋」*1でも何回も名前が出てくるんでちゃんときいてみたくなっている。

きょうこさんのコメント

あの、おうちを改装するシーンは私もお気に入りで。
あんなにすぐキレイになるわけが！とか思いつつ（笑）
あのテンポのよさがいいですよね。
先だって「チョコレートの本」という、チョコレートの歴史や成り立ちの本を読んでいたので、店の名前の「マヤ」とか、チリペッパー入りのホットチョコとかもすんなり納得できました。

*1:http://d.hatena.ne.jp/ponyman/20010516