2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧
大好きなまえだまえだの表情がとても良くて。脇の大人たちもそれぞれの魅力が引き出されていて・・橋爪功のおじいちゃんへの原田芳雄演じる友人の男っぽい思いやりがもうかわいらしかったり、樹木希林とハワイアンな花がとても似合っていたり、まえだまえだ…
本気になる瞬間って魅力的だな・・取りこぼしなくそれぞれのキャラクターの気持ちを描く末次由紀さんの度量。男の子目的で入った花野さんが身近に思えた巻。ちはやふる(16) (BE LOVE KC)作者: 末次由紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/03/13メディア: …
DVDの表紙に使われている写真をみてキアロスタミ作品だとは思っていなかったのだけど、フェイクと現実のはざまを描くキアロスタミ監督らしいテーマのおもしろい映画だった。 wowowの安西水丸さんと小山薫堂さんの対談でも、水丸さんが、「ジュリエット・…
映画としては軽いものだけど、うわさの古今亭志ん生さんの姿をはじめて見た。しかも落語家役で落語をしているところがいい感じで出てくる。今まできいてきた志ん生さんの伝説的なおはなしがリアルに感じられ志ん生さんに大変興味を持った。 高峰秀子も歌上手…
ある街角の物語(1962)、人魚(1964)、しずく(1965)、展覧会の絵(1966)、ジャンピング(1984)、おんぼろフィルム(1985)に作家インタビューが入っている。上の各作品にリンクを貼ったリンク先は手塚治虫の公式サイトだけど、すべての映像がきちんと整理されてい…
映画館で予告をみたときはめちゃくちゃおもしろそうと思ったが・・登場人物の気持ちに沿ってみるのではなく、成り行きを気楽に楽しむ作品だった。wowowの安西水丸氏と小山薫堂氏の解説でも語られていたけれどつくづくフランスらしい感じ。おとなしいと思って…
日本映画チャンネルで、原田芳雄氏の娘さんの麻由さんが出てきておっしゃってたが、「ゆるすとかゆるさないとかわからないけれどいやいろいろ・・」というところがいい。なんか若い者への接し方の不器用さなんかも原田さんならではの愛嬌がありいいシーンだ…
エノケン笠置のお染久松 [DVD]出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2003/09/18メディア: DVD クリック: 6回この商品を含むブログ (17件) を見る↑みたのはビデオ版だけど、DVDと同じソリマチアキラさんのイラストがいい感じ。 心中ものとは思…
私的ロマノフ王朝まつりの一環としてみる。「ロマノフ王朝の最期」にくらべなんとわかりやすく楽しい話であることよ。往年のハリウッド映画の良さを感じた。わかりやすいとはいうものの、ベタじゃないし、ラストも粋でいい感じ。観劇シーンでの「くるみ割り…
移動ワゴン車で写真のようなフレンチトーストを販売しているBRUGGE洛北さん。香ばしいのに生地はやわらかくなんともいえない風合い!さめてもあっためたらまた焼きたてのおいしさが。同じようなタイプの他社のフレンチトーストをデパ地下で買ったもののやた…
先日ラスプーチンのテレビ映画をみて、関心を持ってこれもみたのだけど、こっちの方がよりラスプーチンと政治闘争の話ばかりでニコライ2世やお后などロマノフ王朝の人たちはほとんど添え物ぽかった。タイトルはこうなのに・・ラスプーチン暗殺のシーンはと…
見た直後、「ノーカントリー」の後のような混乱。ニヒリズム?それとも・・みたいな。 町山さんの解説をきいてちょっとは咀嚼できた。むしろニヒリズムの逆の話?ア・シリアス・マン (ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン 監督) [DVD]メディア: DVD クリ…
wowowで放映していたものを鑑賞。見てきた人の感想には芳しくないものもあったが、私にはこれはおもしろかった。シンプルなセットの中むき出しになった西村雅彦と近藤芳正の演技のぶつかりあい。すごい緊迫感による吸引力。終わりの三谷さんの解説でも話が出…
あら町田さん猫から犬に転向?なんて思っていたのだけど読んでみたら楽しい!町田さんのものに時々あるはぐらかされたりするような感じも一切なし。いい感じの「吾輩は犬である」だ。続きも読みたい。スピンク日記作者: 町田康出版社/メーカー: 講談社発売日…
Monicaは若々しい感覚のかわいいケーキ屋さん。北野の天神さんのあとちょっとケーキでも、という時にまず考えるお店です。 有名な犬のイラストの袋にはいったおみやげなんかいただくとみっともなくもわくわくしてしまいます。 先日、こちらの「なめら〜かプ…
「憂国のラスプーチン」を読んでいる時に関心を持ったテレビ映画。歴史的流れはわかりやすく描かれていて頭に入った。アラン・リックマンがやつれて苦悩しているところ、何度もアル・パチーノのようにみえてしまった。ロマノフ王朝がらみではいくつかほかに…