ロマノフ王朝の最期

先日ラスプーチンのテレビ映画をみて、関心を持ってこれもみたのだけど、こっちの方がよりラスプーチンと政治闘争の話ばかりでニコライ2世やお后などロマノフ王朝の人たちはほとんど添え物ぽかった。タイトルはこうなのに・・ラスプーチン暗殺のシーンはとても似ていた。(こちらの方が先に作られているけれど)一番最初にみるのだったらテレビ映画の方が要領よくまとめてあってよさそうな感じ。
こっちの演出は当時の映像をまぜて結構ロシアの神秘っていうかあおり入っていて、意表を突く感じでおもしろくもあった。「イワン雷帝」を観た時感じた違和感、仏頂面のおっかなさみたいなものもこの映画にも漂っている。そして、なんだかラスプーチンがたぶらかし、っていうよりかなり本物の救済者っぽくもみえた。宗教者のボーダーラインとかも考えてしまう。

ロマノフ王朝の最期 [VHS]

ロマノフ王朝の最期 [VHS]