1971年 ウィリアム・フリードキン監督
とにかく撮影や構図がきれいなのに驚いた。
ジーン・ハックマンはこの作品ばかり取り上げられるのをあまり好まなかったようなことも読み、暴言刑事という心構えありで観たもので、これくらいは現場でも当然アリでは?などと思いながら鑑賞。
ハックマンがカッとしてしまった時のフォローや根回しに長けているロイ・シャイダーとのコンビが良い。ロイ・シャイダー、先日観た「対決」*1ではどうかしちゃってたが、それも真面目すぎる兵役経験者の暴走という感じのもので、基本真面目が似合う人なのかな?
ジョン・フランケンハイマー監督 75年
1作めのフリードキン監督に認められていないとかいう話もきいたフランケンハイマー監督の「2」も鑑賞。確かに派手になってしまっているし、フランスとアメリカの壁がテーマでフランス側の相棒との意思疎通が難しく、ジーン・ハックマン演じるポパイ刑事の暴走が目立つ。程を超えてしまっているというか。。ま。それまでの経緯もそれに足るほど大変なんだが。。フリードキン監督の言い分もわからないでもない。しかしあの帽子のスタイルが何とも言えず良いのだなとは思った。そして、マルセイユの街を走る走るハックマン。イヴ・モンタンの映画で出てくるマルセイユの違う角度を観るような。。言葉の壁と層部の思惑で意思疎通が難しくなってるフランスの刑事との距離の微細な縮まり方は人馴れしてない猫との付き合い方のようで魅力はある。フランスの相棒刑事はベルナール・フレッソンンといって「さらば友よ」で刑事役をしていたらしい。
冒頭の、フランス人何やってんだ?みたいにポパイが思う「四月の魚」(四月バカ)の風景はなかなか楽しい。そして日本の船。(船長を演じていたのは中国系の俳優のようだったが。。)フランケンハイマー監督、「最後のサムライ ザ・チャレンジ」(82)でも日本を描きたがっていたし、日本への視線気になる。
敵役、フェルナンド・レイ、ブニュエルの作品や正月早々鑑賞した「タタール人の砂漠」にも出演。特徴のある人だ。
※このあと「シカゴ・コネクション 夢見て走れ」というビリー・クリスタルの麻薬捜査刑事ものを観たが捜査のアプローチや警察内の張り合い、組織を信用してない感じが「フレンチ・コネクション」風だった。邦題からしてそうなんだけど。圧倒的に80年代の気楽な空気を吸い込みビリー・クリスタルと相棒の掛け合いをたのしむ、「フレンチ〜」とは派の違う作品だったが。。源流には「フレンチ〜」を感じる。
「夢見て走れ」は86年 ピーター・ハイアムズ監督作品

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