「ミシシッピ・バーニング」*1から、 ジーン・ハックマンのものをもっと観たくなり鑑賞。多分70年代にテレビで観てよかった記憶があり筋もそうだったそうだったと思った部分もあったのどけど、どれくらいわかってみていたのやら。でも、大きな流れは記憶にあった。小学生だか中学生だかの自分にもちゃんと伝わっていたのだな、この哀切が。
ほんとに頼りないカカシのような二人、ムショ帰りで何をしでかすやらのジーン・ハックマン。辛いことは笑いで乗り越えるアル・パチーノ。足りないところだらけ、賢く生きることのできない二人だけど、みている自分自身の思うようにいかないことも勝手に重ね合わせ、懸命な二人に幸あれと祈らざるをえない。やはり主演二人の名演が心に響く名作だった。
