みたのはVHS版。
朝ドラ「スカーレット」に出てきた烏丸せつこさんがとってもチャーミングで、そういえば８０年代の烏丸さんのFMの番組「サウンド・ストリート」で話される烏丸さんの話も楽しかったなあと思い出し、当時は流行りすぎて手を出さなかったこの映画もみてみようと思った。
もともとの舞台は筑豊。なるほど五木寛之。阿木燿子と烏丸せつこの下着姿のポスターなどのイメージから奔放な話かと思いきや、奈津子は筑豊で働くなかなか地に足のついた人間だ。老舗のドラ息子風間杜夫とのつき合い、風間杜夫のことは好きだけど、このまま結婚してよいのかなと、プロポーズを断って上京。お互い好きなのに別れるシーンにとてもキュンとする。私、老舗のドラ息子とのつきあい、みたいなのものすごく好きで、「細雪」でも妙子と啓ボンのつきあいに何かぐっとくるものを感じる。この映画の烏丸せつ子と風間杜夫もその系統。
精神病院に入院している妹につきあっていく紅テント
新幹線の中での田村隆一さん。。出くわす出来事への反応が気持ちいい。
妹と田村さんをつなぐエセーニンという詩人のことも知っていきたい・・
