えんがわの犬/恋、した。ブルームーン

 

みたのはvhs。

ビデオジャケットの解説によると「恋、した。〜ブルームーン」というのは、失恋をテーマにしたテレビドラマの一編で、毎回田口トモロヲ扮するバーのマスターがモチーフとなるカクテルを主人公に差し出す趣向になっているとのこと。

ある男性を男性の郷里まで追ってきた女性が出会った少女との出会い。詩情にあふれているし、少女の少女としての魅力も際立つ。

収録はこちらが先に入っている。

「えんがわの犬」の方も少女が出てきて行定監督は、つぼみの美しさを描くのが上手いように感じた。季節感の表現も素晴らしい。こちらは、「ゆうばりシネマワークショップ」というところで、机上の講義でなく、実践的に映画づくりを教えたいという熱意から作られた作品とのこと。空気はとても良いのだけど、根幹になるストーリーが少し歌舞伎の「沼津」みたいなところがあって、みるものに、ここで感動、みたいな方向性を与えてしまうような気はした。種明かし的なシーンを設けず、ヒントだけで観客に想像させる、それで良かったのではないかな。。最近気になっている諏訪太朗氏が医師で登場。