アメリカン・ハート

ふや町映画タウンの☆☆(実は、けっこう・・おすすめ)

刑務所を仮釈放となったジェフ・ブリジッズ演じるジャック。それを迎えに来た、親戚のところにいるはずだったエドワード・ファーロング演じる息子のニック。
「自分のことしか考えない」とビデオジャケットにも書かれているジャックのニックに対する接し方が割り切っていて、どうしても家族に振り回される自分には新鮮なほどだ。彼なりの息子への思いからの事態の進展が映画のクライマックス。更生がテーマの映画につきもののハラハラ感。
アメリカン・ハート」というタイトルは、途中で出てくるが文通からスタートするような出会い系雑誌みたいなものらしい。そのネーミングや、手書き風文字のタイトル、トム・ウェイツの曲など、実は地道ないい映画という感じ。
エドワード・ファーロング、名前だけは知っていて、メジャーな印象だけど出演作をあまりみていなく・・「I love ペッカー」はみている。この映画では繊細な美少年という感じだったが、あちらでは繊細ではあったがオタクっぽかったような・・この映画のどなたかの感想に、エドワード・ファーロングの持つ影が生かされているとあったけれど、確かに影が魅力だった。

※以前友人mikaさんが書いてくれた「I love ペッカー」の感想を読んでいたら、「I love ペッカー」で、エドワード・ファーロングのイメージが180度変わったとか・・もう一度みる必要も感じた。

アメリカン・ハート(日本語吹替版) [VHS]

アメリカン・ハート(日本語吹替版) [VHS]

  • 発売日: 1993/06/04
  • メディア: VHS