愛と哀しみのエリザベス

マイケル・ケイン演じる作家にグレンダ・ジャクソン演じる妻
以前はどこへ行くのも一緒の二人で、妻は子どもや家族を大切に思っているが、息抜きの必要も感じ、温泉地バーデンバーデンへ。
そこにいたのがヘルムート・バーガー演じる自称詩人。
マイケル・ケインのグレンダ・ジャクソンへの屈折した愛情。ヘルムート・バーガーとなにかあったら・・という妄想がおさえられないし、それが創作の原動力にもなっている。川端康成的なものも感じる。
その挙句に、想念がなにかを生み出す、でも三者三様の思惑はかみあってない、という風に自分にはみえたが、解説はいろいろ・・わたしがマイケル・ケインの勝手な空想と思っていたところについて、ほんとに起きたことのように書いてあるものもあって・・でもそれだと本当につまらない話になってしまうのでは・・