惜春鳥

会津若松や東山温泉を舞台にした、同級生たちの「リアリティ・バイツ」のような話。津川雅彦の洗練されたかっこよさに目を瞠った。ちょっとした着こなし、身のこなしなど。そんなに好きではなかったのに、役柄もよい役だったので素直に感心した。でもライバル役のような石浜朗の方が私は好みだったかな。津川氏は、ぼんぼんっぽい役だったが、石浜氏の方がリアリストっぽくて。会津塗りの家のおやじさん、あまり顔が映らないけれどいいこといってるし、いかにも息子を心配している地に足着いた感じが真に迫っているなあ、とてもよいなあと思っていたら宮口精二氏だった。やはり!さすが!

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