クリエーターたちのDNA 〜ニッポンアニメ100年史〜

番組HP
今年のはじめに放映されたものの録画を今頃視聴。
ゲスト解説者として、アニメ評論家藤津亮太さん。

日本最初のアニメ 下川凹天『芋川椋三玄関番の巻』、幸内純一『塙凹内名刀之巻』(別名『なまくら刀』)、北山清太郎『猿蟹合戦』の紹介からはじまり、先人のアニメ表現のどういうところが後に受け継がれて・・という系譜を辿る番組。

アニメの歴史についてはこちらの氷川竜介という方のまとめられた年表もとても参考になる。

また、下川凹天さんについてはこちらの記事にも詳しい。

2013年、ドイツの日本アニメ史研究者が当時の日本の映画雑誌などを精査し、同年にそれ*1より早く凹天の別作品『凸坊新画帖(でこぼうしんがちょう) 名案の失敗』が公開されていたとの記事を発見したそうです)

との記載も。

記事内にも書かれている川崎市市民ミュージアム、よく映画関係のtweetなどでみかけるけれど、この秋からも山下清展が企画されていたり、とても興味深い。今度関東行くときはチェックしたい。

番組の中では、「ハイジ」などのキャラクターデザインをされた小田部羊一氏が「桃太郎の海鷲」*2のウサギのやわらかい動きについて語っておられたのが印象的。
また、「美少女戦士セーラームーン」のシリーズディレクター佐藤順一氏が語っておられた「太陽の王子ホルスの大冒険」の大塚康生氏の動きの気持ちよさ、高畑勲氏のおもしろさ、宮崎駿氏の場面設定・・今度みよう・・

youtube

*1:『芋川椋三玄関番の巻』

*2:https://youtu.be/8b64STKxpN0