「七人の侍」や「十三人の刺客」*1などの日本映画の名作の良さを現代人に受け入れやすいポピュラーな形で表現した映画のように思った。
東北の小藩が舞台になっているこの映画、今起きている事への申し立てを時代を変えて描く手法は、昔の歌舞伎などにも相通じるものがあるのではないだろうか。
家臣団それぞれに見せ場を用意しているところ好感を持った。
西村雅彦が演じていた家老が魅力的。ただのおっちょこちょいとかでなくて、ああいう系統の、一徹だけどそれゆえにおもしろいみたいな風味の役、好みだ。声もいいし。少しコミカル部分出しすぎギリギリかな・・というところもあったけれど持ち味だしな。
- 出版社/メーカー: 松竹
- 発売日: 2014/11/12
- メディア: DVD
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