ヤマザキマリさんがシリアのダマスカスで出会い、飼うことになったゴルムという猫のおはなし。一応ゴルム主体で描かれていて人間にとっては迷惑なネコの行動も猫流に理解できてしまってこの感じすごくいい。ゆっくりしたい気分のときにうってつけ。言葉のわからない国にだんなさんの留学で子連れでひょこっとついていくヤマザキさん。たくましいけれど、どこにでもすぐに適応、というのではなく、アラビア語が難しすぎてテレビみてもなにもわからない、日差しが強すぎて散歩もできない・・なんて時は窓から野良猫王国を眺めてこどもさんとだらだら過ごしておられたのね。そんな時間もあっていいんだな。
- 作者: ヤマザキマリ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/04/25
- メディア: コミック
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (11件) を見る