消えたマンガ家 3

友人が細かい仕事をしていてリスペクトしているマンガ家さんとして内田善美さんという方を挙げていて、最近描いてないけれど・・といっていたので、調べてみたらこの本に取り上げられているらしく、読んでみた。ちょうど、四方田犬彦氏が絶賛していた岡田史子さんと同じ巻でもあったから。
今は描いていないマンガ家さんの仕事ぶりがわかることわかったし、普段楽しみに読んでいるはてな日記のライターの方が内田さんの作品からタイトルやハンドルをつけておられることを知ったのはすごい収穫だったのだけど、まとめ方がちょっと前の宝島の別冊みたい、というか、作者が自分史の中で語る、みたいな色彩があって、ちょっと癖があると思った・・だけど、山本鈴美香などを取り扱った違う巻はちょっと読んでみたくなった。ただ、内田さんのその後に興味をもっていた友人にとってはこの本はあまり得るところが少ないような気がした。

消えたマンガ家〈3〉 (¥800本)

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