今年みた映画の中でベスト、といっていいくらいの感銘を受けた。主人公は孫がいるとはいえ、自分とそう変わらないような感じにみえる。(中高年な感じ)。主人公が最初孫のおみまいにいくところから、そのおみやげの種類、そのあとの扱いなどだけで彼女のおかれている立場がすごく的確に説明されていてとても上手につくられている。自分が望まれる場所のありがたさ、家族同士だからこその複雑な心の動き、おためごかしな所詮他人とのつきあい、すべての表現にイギリス風パンチと抑制がきいていて、訴えるものがとても大きい。そして、すばらしいタイミングでのエンドロール。なんてかっこいい映画なんだ!
- 出版社/メーカー: アットエンタテインメント
- 発売日: 2008/09/03
- メディア: DVD
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