子供のころみたおぼえがあって、いつかもう一回見ようと後回しにしていたのだけど、今回みて、子供のころみたのなんかカウントできない、ということがはっきりした。ヒッピーとかLSDとか。。ディープサウスの男たちのマッチョぶりとか。。。子供のころでは理解できていたはずがない!ただ時代の空気としてはカウンターカルチャーの台頭を感じていたのは実感するのだけど。
驚いたのはジャック・ニコルソン。彼がこの映画に出てくるという知識がまるでなかったので、「あのどっかまじめさがにじみでていた弁護士役すごくよかったけど、俳優さんは誰?」なんて思っていた。後でジャック・ニコルソンと知り、友人が、出だしのころのジャック・ニコルソンはとても初々しかったと昔語っていたのを思い出した。こういう感じだったんだ!
カメラの動き方とかが変わっていたり、映像もドキュメンタリー調の部分があったりで、すごく特異な雰囲気のする映画だなと思っていたのだけど、映画をみたあと町山智浩氏の「<映画の見方>がわかる本」の解説を読んでいたら腑に落ちる部分が多かったし、感想も深まった。当時のインパクトはすごかっただろうな。ほんとみておくべき映画って気がした。たぶんいろんな映画にも引用されていて、自分は気付かなかったり。。とかもありそう。映画の「真夜中の弥次さん喜多さん」ってこの作品とだぶらしていたんだ!おおなるほど。。と今更感慨が深まったり。
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