「30日間3食ファーストフードを食べ続けたらどうなるか?」ということを監督みずから被験者になって人体実験したドキュメンタリー。
ドキュメンタリーといっても「ボウリング・フォー・コロンバイン」のマイケル・ムーア監督のような流れの、アニメなんかもうまくとりいれ、音楽も耳ざわり良く、笑いで包んでみせてくれるタッチのものなので、全然しんどくならない。
「こんな映像までうつすかね?」というところもあったけれど、それもアメリカのCM文化を思わすような感じだ。
どうしても監督の食べ続けている姿だけではダレるので、途中、こどもと食を巡る問題なども、具体的な学校取材をいれながら紹介しているのはとてもよい感じだし、編集の仕方もうまいと思った。
冬休みが終わったと思ったらすぐに三連休。怠惰な母である私はファーストフードへの誘惑があるけれど、さすがに、これをみた直後はまじめに作ってしまった。
だって監督の恋人が作るベジタリアンディナーがすごくすごくおいしそうで愛情にあふれていたし、自分もここまでいかなくても家族の体や心をほっとさせる食事をつくってみたいという気になっていたから。。
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