最近小説から遠ざかっているわたしが久しぶりに小説を読む楽しさにひたれた本。10ページ程度の短編がすごくたくさんあるのだけどいろんな種類の人生がその短い中にすごくうまく描かれていて、自分のいろんな分身がいろんな形で存在していて、本当に心地よかった。山本さんの本って結構あまり好きになれないタイプの主人公とかでてきたりよくしていたけれど今回は、同一視できたり応援したくなったりはげまされたりするような人物も一杯でてきて後味もとてもよかった!
- 作者: 山本文緒
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2002/09
- メディア: 単行本
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