NY在住Makiさんが掲示板で
最近、映画でも見ようかな、とテレビをつけると、いつもスコセッシの映画がやっていて、3本みました。 IFCというケーブルチャンネルなのですが、スコセッシウィークだったようです。
「Alice Doesn't Live Here AnyMore」(邦題「アリスの恋」)これは思いがけず、すごく良かった。子供たちと一緒み見てしまったのですが、私も子供たちもなぜか引き込まれました。 若き日のハービィカイテルがキレル男の役で出ています。 珍しく西のほうが舞台でした。「Mean Street」 ロバート・デニーロがすごく若いあんちゃんという感じでした。 70年代のやばい感じのNYのふんいきがすごく良かったけど、途中で寝てしまいました。
「King Of Comedy」これはすごく面白かったです。 ロバート・デニーロ扮する、ルパート・パプキンのキャラクターがなんともおもしろ悲しくて、それからスキゾフェニックな女のストーカーとかのキャラクターも強烈でした。
私のレス
「キング・オブ・コメディ」楽しめました。
ひきこまれたらとまらない。。
ちょうど岡崎京子のマンガ「へルター・スケルター」*1っていうのを読んでいて、これも芸能界のあるこわさ(注目されたい熱のこわさみたいなもの)を描いた話なんですが、こういうのって深い意味では自分の生活と重なるのでしょうが、とりあえず表面的には他人事みたいな感じでみられて、ほんと哀しいおかしさとか笑っちゃうような凄みとか感じるんですよね。とにかく「キング・オブ・コメディ」好きです!
デニーロ、ほんとそんな人にみえましたね!
そして相棒が、極端なこと口走るときのあのあぶなさ、リアリティありましたねー!
相棒との現場でのこぜりあいとかデニーロのおうちでのシーンなんともいえず好きでしたわ。みて良かった!
windshipさんのレス(2003/9/2)
「キング・オブ・コメディ」みました!
たしかに、面白かったですね!どうなっていくんだろう、デニーロ扮するパプキンの行く末はどうせ。。。
と思いながら、哀しいやら可笑しいやらやるせないやらで見続けていくと。。。>デニーロのおうちでのシーン
>なんともいえず好きでしたわ。みて良かった!
声だけのママとのやりとりとか、
せつないけど、笑えて。。暴力は出てこないけど、潜行した狂気が、20年も前の映画なのに
今をあらわしているし
なんか、なじんでしまいまいした。おすすめありがと。
私のレス
「キング・オブ・コメディ」、
実在の俳優さんの名前がいっぱいでてくるのが
楽しかったですね!わたし「R」の有名人のところ
もしかして「ロバート・デ・ニーロ」?なんて思ったりもしていました。あの間はそんなミスリードを楽しんでるような気も。。重さの加減も、長さもうまくまとまっている映画だったような気がします。ああいう風合いのあったらもっとみてみたいなー。
補足
この映画、関根勤さんと江戸木純さんの「シネマ十番勝負」に最恐映画について話し合っておられる章に紹介されていた。
関根さんの発言として、小堺一機さんが映画を観た後気持ち悪くてトイレで吐いたと言っていたから、大袈裟なんじゃないのと思いながら見たところ、「(ストーカーされる側としてみていたら)怖くて怖くて。」ということだったそう。
- 作者: 関根勤,江戸木純
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「ギャング・オブ・ NY」*2のパンフに藤原敏史さんという方のまとめた「『ギャング・オブ・ニューヨーク』辞典」というのがあって、デカプリオの紹介のところに「キング・オブ・コメディ」の大ファンとの言葉が。
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