青いパパイヤの香り

窓を通しての映像とかお店の様子などの映像、風景は大好きだし、日本の生活と重なるところはおもしろいのだけど、なんていうか現在の日本よりもっと厳しさに満ちた状況の中ですごくアジア的強さに満ちた映画というか。。
軽妙な感じとかがわたしは好きなのでやたら不安をあおりたてるような音楽とかはちょっと好みにあわなかった。
部分的にはとても好みにあうのもあったし、あれはあれでいいとは思うのだけど。。

伏線をはりめぐらして。。とかじゃなくて、現象としてさらっと描いて。。って感じでそこがすごくアジア的魅力だと思うのだけど、自分にはさりげなさすぎるかな〜という部分もあった。
きれいな映画なんだけどなぁ。ちょこちょこっと好きなシーンはあるのだけど、そしてそのシーンが伏線でもなんでもなく点描になっているのがあの映画のいいところだとは思うのだけどちょっとだけ不完全燃焼。。

↑の感想にmikaちゃんがコメントをくれる。

青いパパイヤの香り」は映像が瑞々しいですよね。
でも、ぽんさんおっしゃるように、それだけ?って感じがしないでもないです。
説明や内面描写はさらっとってとこが、アジア的なのかもしれないけど、
私もちょっと物足りなさが残りました。
キレイな映像の数々は、今も記憶に残ってますけどね。

青いパパイヤの香り ニューマスター版 [DVD]

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2007年秋にまとめている今思うのは、これはもう一回みたら感想がかわりそうな映画だな。。。