マイク・リー監督作品の風合い(ビターだけど突き放しているわけではない感じ)が好きで代表作といわれるこの作品をみてみた。カンヌでパルム・ドール受賞。評判通りの作品!今まで見た中で一番見やすくまとまっているように思う。(「ハイ・ホープス キングス・クロスの人々」*1も後々思い出すほどとてもよかったが)
中年のシングルマザー シンシアを演じるブレンダ・ブレッソンという女優さんの、ああこの人ならこういうことになりそうだという感じがはまっている。写真館を営む彼女の弟夫婦や職場、娘を巡る物語がうまく綴られていて、安直ではないけれど、映画上で一つの旅が完結するような感じがとてもいい。
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2014/06/27
- メディア: DVD
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