観たのはVHS。収録はミック・ジャガーが中国皇帝を演じる「ナイチンゲール」のみ。
ジャケット裏の左側の音楽長の女方のような身のこなしが気になって気になって・・twitterで質問したらIMDbで探してくださった方が現れる。感謝。
「ハロルドとモード 少年は虹を渡る」の少年役バッド・コート氏らしい。「ハロルド~」前から観たいと思っていた作品だ。自分の観た作品の中では「ポロック」やウェス・アンダーソンの「ライフ・アクアティック」に出ておられたらしい・・再見したら気が付くかな?
IMDbを拝見して、出演者の中に名前が載っているけれど、出番がわからなかったアンジェリカ・ヒューストンの出番を特定できた。
顔は識別できないけれど、森の妖精として出ておられたそう。自分の印象では右側?
TV番組で悪役などはシンプルにえらく滑稽に作ってあるのだけど、話の骨格(アンデルセン原作)は心に染みた。 森にいる鳥ナイチンゲールの心根の美しさ。
続けてこのアンデルセンの原作を赤木かん子さんが絵本にしたものを読んでみた。
テレビ版よりさらに凛とした為政者への願いを託したお話。アンデルセンというのは生活から生まれた気持ちを作品にこめていた作者なのだなと思いを馳せる。他者の意見に耳を傾ける、どんな立場の人間であれとても基本的なことだ。それを説教臭い感じでなく、美しい物語として編み出していく、そこに才能があったのでは?と。
↑はじめ、この絵本を読んだ時為政者のあるべき姿ということで「幸福の王子」と重ねて感想を書いたが、「幸福の王子」はオスカー・ワイルド作だった。。反省。