スケッチ・オブ・Peking

19995年 「北京好日」*1のニン・イン監督作品。
北京の警官の日常を警官自身が演じる。演技のプロでない人たちによる演技というこういう手法のもの最近よくみて、役者さんでない不思議なリアリティがあるなあと思っているけれど、この当時から行われていたんだな。
北京の飼い犬制限とその取り締まりは「わが家の犬は世界一*2を思い出した。

地方から来たトランプ詐欺師の取り締まりが出てくるが、その出身地についてチャン・イーモウの「秋菊の物語」の舞台だな、あの物語みたいなことするのか?のような台詞がなかなか楽しい。こういう物語の中の物語みたいな設定好きで、先日みた「ブッチャー・ボーイ」*3でも、インディアン(といういいかたでいいのか知らないが・・ネィティブアメリカンだと感じが出ない)ごっこみたいなシーンとか、「逃亡者」というテレビの絡ませ方だとか好きだった。


スケッチ・オブ・Peking【字幕版】 [VHS]

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