続 数寄です!弐

山下さんの家を設計した蔵田さんが六本木での文楽の組立式檜舞台を担当された話、興味深かった。桐竹勘十郎さんとの打ち合わせ現場の、勘十郎さんのお顔がリアル。こういう顔して打ち合わせされそうだ〜。。山下さん、文楽お好きなそうで、住太夫さんの講義にも行かれたり、橋下市政のもとでの補助金削減の話などもさらりととりあげておられたり(その取り上げ方が山下さんらしく慎み深くよかった)うれしい気持ちになる。
自分の理想の家を追い求め続けた山下さんのお父さんの話も映画「人生フルーツ」*1のよう。どのように住むかって確かに人生そのものになっても良いものだなあ。
そして友人が体験された茶の湯でのおそろしげな体験。(ひょんなことでやんわり、だけど厳しくおとしめられる)伝統の世界にはそういう側面が出てくることもあるなあ・・古きよきものを礼賛するだけでなくこういう側面も描きつつ・・みたいなところも親しみやすくっていい。