地球防衛軍

宇宙からの侵略もの。核戦争の犠牲になったミステリアンという第5惑星人が地球にやってきて、最初は半径3KMだけの土地を要求しているのが女性を略奪したり、実はもっと地球を占領したい気持ちを隠していて・・というような話なんだが、ずいぶん向こうの方が文明も進んでいるようだし、平和的に土地を譲った方がいいのではないかなどという気持ちでみはじめた。どこか現代とも通じるような、判断や対処が複雑で政治的な力が必要な状況。最終的にはミステリアンの攻撃も苛烈になってきて迷っているどころじゃなくなるし、攻撃の方法などがなかなか知恵があって面白かったのだが。
ミステリアン自身の置かれた立場(核の影)などさすが「ゴジラ」の本多猪四郎監督という感じがするなあ。
音響効果などがこどものころウルトラマンシリーズなどの特撮ものできいたのと似通っていて懐かしい。

地球防衛軍 [VHS]

地球防衛軍 [VHS]