奇蹟

フランク・キャプラの「ポケット一杯の幸福*1ジャッキー・チェン版。ジャッキー・チェン、「マイ・スタント」*2で、観客を喜ばせるためのプロ意識をみて感心していたのだけど、ほんとそれが体現されていて、その姿に感動してしまった。キャプラ版とは警察側の設定が香港らしくかえてあったり、やくざの抗争のあれこれ、バラ売り(キャプラ版ではリンゴ売り)と出会う経緯もわかりやすくさらにおもしろくしてある。キャプラ版では、執事役(徹底して上品な感じを活かしたままのおもしろさ)とかリンゴ売りの町の仲間がユニークで、らしかったなと思う。
こちらのバージョンで特に私が好きだったのはウー・マという俳優さん。なんとなく見覚えのある顔。とてもいい味だった。2014年に亡くなられたよう。