廓文章 吉田屋

2012年浅草公会堂 花形歌舞伎

文楽の演目でもこのタイトルをみたことがあるが、ほんとにかわいらしいお話で、浄瑠璃にあわせての部分も多く、人形さんが演じてるのもよさそうだなあと思いながら見る。
主人公のやさ男伊左衛門は愛之助さん。普段はかっちりした役をみることが多いけれど、こういうのもいける。(ってえらそうな言い草(^_^;))そして、お相手の傾城夕霧を演じる壱太郎という人をはじめてみたが、若々しくお人形さんのような可憐さでこの演目にあっている感じがする。
上村吉太朗さんという太鼓持ちの役をした子役がすごくうまい。(こちらに吉太朗氏の記事)
市川春猿という人も舞台でははじめてみたが(京都の紹介の番組では以前みたことがある)、よい感じ。(って自分が知らなすぎなんだが・・)

歌舞伎事典