ランブルフィッシュ

83年コッポラ監督作品。
マット・ディロン、ミッキー・ローク、ダイアン・レイン、ニコラス・ケイジ・・若き日はこういう感じだったかという楽しさもあった。皆とてもうまく魅力的。後から知ったがダイアン・レインのかわいい妹役ソフィア・コッポラだったんだ！
白黒パートカラーで渋みがきいていて、やっぱり80年代に新鮮でかっこよかった（今もいいと思う）「ストレンジャー・ザン・パラダイス」なども思い出したけれど、この映画のほうが製作年度が古い。（「ストレンジャー・・」は８４年）
ラストは私の大好きなフランス映画の名作とも状況が似ているが、同じような状況でもあっちはなにか開けそうな感じがあったが、こっちは迷い続けている感じはある。でもその苦みを描きたかったんだろうな。
マーティン・スコセッシの描く世界とコッポラの世界はちょっと近いようで、コッポラの方がきつさがない気がする。

ランブルフィッシュ [VHS]