家光と彦左

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徳川家光と大久保彦左衛門のおはなし。彦佐役の古川緑波中野翠さんの本や、三谷幸喜氏のドラマ「わが家の歴史」で名前を意識していたけれど、姿をみたのははじめてかも。Cinema Scapeによるとこの時38歳とか?これはすごい。おはなしは忠臣もので、魂が揺さぶられるとかそういう感じではないけれど、当時(昭和16年)の人々が大挙して出かけるような、夢中になれる楽しみとしての映画、という空気が感じられる。
こちらの解説によると、この娯楽、当時の時代背景を考えると強い反骨精神に支えられているとか。このサイトをみてすごく感心したし、そう思うと趣深い。
美術が、成瀬巳喜男監督の映画で有名な中古智氏で、最後の方の宇都宮城のシーンがすばらしい。(宇都宮城釣天井事件というらしい・・映画の中ではどうも史実と違った描き方をされているような・・)
ロケ地についてのこちらのサイトも、この映画について詳しくまとめてあってとてもおもしろかった。(ストーリー、最後まで明記。)天龍寺を使っていたんだ。。