いろんなニーチェの著書から「ええ言葉」を選んで、分類して並べてあり、ニーチェへのとっかかりにはいいと思うし、迷っているときにページをぱっと開きその言葉をその日の糧にする、なんて読み方をしても、励まされたりするのだけど、コンテクストを無視して読んでいいものかどうかちょっと気になる。いみじくもこの本の中にも最悪の読者として
本の中から自分につごうのいいもの、今の自分に使えるようなもの、役に立つ道具になりそうなものだけを取り出して盗むのだ。(182 「さまざまな意見と箴言」より)
とあるから・・
「善悪の彼岸」からの文章は、映画「善悪の彼岸」で女性に振り回されていたニーチェを思い出させたのだけど、そもそも「善悪の彼岸」がどういうことが書いてある本なのかちゃんと知りたい。
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