今ずっと続けて読んでいるコミックの中でかなり楽しみにしているのがこれ。一巻目、ダークなお姉さんの雰囲気に重くて苦しかったけれど、この巻ではそのお姉さんとの場面にちゃんと助太刀があらわれて・・とってもとってもほっとする。。というか、巻を重ねるにつれ、お姉さんも一方的にイヤなヤツではなくなっているのだが・・
「渾身の第4巻」とオビにあるけれど、本当に渾身の仕事とはどういうことかというのを考えさせられるし、3巻に続き名ぜりふがいっぱいだ。マスコミでいっぱいで疲れるばかりの会場も
「いい対局を見せるのが一番の務め」
「−でもこの「場」を用意してくれた人達の前にきちっと立つのも大事な務めだ」
と登場人物に語らすのって大人な視点ですばらしい。天童出身の島田さん、自分の東北びいきもあって大変魅力的にみえる。
この巻では京都が会場。京都第二ホテルとかいてあるの、京都ホテルオークラをきちっと写生してあるなぁ・・
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2010/04/09
- メディア: コミック
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