すごくうまい!なんだかとても身近な感じのする青春もの。それは、息子や娘や自分の出身校が出てくる、っていうだけではない、普遍のものが表現されているからと思う。でも、名前は変えてあったが、ラジオで人気だった諸口あきら氏とか、あの時代を知っていればこその事物への懐かしさもあり、とにかく笑えてキュンとして、いとおしい気持ちになった。映画もみたい。主人公の純がたどりつく境地はみうらさんのいろいろな作品にもあらわれているなぁ。
- 作者: みうらじゅん
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2004/07/21
- メディア: 単行本
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