予告編をみたとき、お年寄りの話だけにもしかしてテンポがゆるいのでは。。とか、リアリティはどうなんだろう。。思っていたが、杞憂だった。基本軽快なタッチなんだけど、現実に目をそむけることなく、ちゃんとシビアな側面も描いてあり、観てよかったと思えた。藤岡琢也さんや青島幸男さんも出演され、リアルにあの世とこの世を結ぶような映画になっている。青島さんが出るなら、と出演を決めたという谷啓さんと青島さんの友情、なんだかいいな。そして、森繁久彌氏のどこまで演技かわからない出演シーンに思わず素で拍手した山崎努のエピソードも先輩、後輩みたいなものを感じて惹かれた。山崎努はとにかく素晴らしい!あの役は山崎さんだからこそ!だ。宇津井健さんの上品なたたずまいも大好き。非合法な役ははじめて。。というのもらしくて微笑ましい。以上、「日本映画チャンネル」の軽部真一氏の解説からかなり得るところがあった。
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2004/11/12
- メディア: DVD
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (83件) を見る