今ひとたびの戦後日本映画

この本は映画を通して日本人の心の動きを描いたものである。
映画にどういう風に表現されるかということはどういう形の表現ならみなに受け入れられるかーその時の世相というものを反映しているからである。
そして戦後日本映画というタイトルには戦争の後ではあるけれどいまだ戦争を意識している時代の、ということになる。戦後すぐの映画をみることはできてもそれができた空気感はこういう本を読まないとなかなか感じ取れなく、貴重な本である。

今ひとたびの戦後日本映画

今ひとたびの戦後日本映画