同じ監督の「バクダッド・カフェ」と同じく女性の生き方をみつめなおすようなもので風景も、展開もなかなかいいのだけど、ちょっと自分を同一視するには距離のあるところもあって。
でも、やや不思議な感じ。。っていうのもアドロン監督の売りだしなぁ。。って思ったりしている。
悪くはないのだけど、わたしは、作品に「おかしさ」とか漂う方が好きで これは「おかしさ」の要素は少なかったので乗り切れず、まぁまぁだったかな。。
以上のことを掲示板でつぶやいたところ、WATTさんのレス
『サーモンベリーズ』観られましたか。
で、”まあまあ”でしたか(苦笑)。実は僕はかなりフェイバリットです。バクダッドよりこっちの方が上。
でも、同じ監督なのに、マイナーな扱いされレンタル屋にもあんまりおいてない。
”何でなんだろ”ってずっと思ってました。バクダッドより”ニューウェーブな感じ”に走ってしまったからでしょうか?
僕は、音楽に反応するので、バクダッドがコーリング・ユーをテーマ曲にしていたのに対し、サーモンの方のk.d.ラングのテーマ曲も大好きです。
バクダッドは砂漠のあの風景の中をブーメランが飛ぶシーンがスローモーションになって歌が流れてきた気がしますが、サーモンは、氷河(?)の上をそりに乗って片思いレズな2人が走るシーンがスローになって曲が流れる。
”やられた!”っていう感じでした(笑)。で僕はその映画をバクダッドのアドロン監督が撮ったということ以外何の予備知識もなく観たので、あのボーイッシュな主人公がk.d.ラング本人なんて知らずにみて(見終わった直後に知ったのですが)しかも彼女は、素もレズビアンであるということを、後日知り”これってほぼカメオ出演だったのね”とショックをうけたのでした(笑)。
でこの映画のサントラ探してるんですが、ないんです。
瓶につけ込んだ果実が部屋一杯においてあって
そこに夕日の様に赤黄色の弱い陽がさすシーンは10年経った今でも脳裏に焼き付いてます。
私のレス
わぁ 「サーモンベリーズ」、WATTさんのフェイバリットでしたか!
そうと知っていたらわたしの気持ちもかわってみていたかもしれない。。ほんと調子いいみたいですが、やっぱり日本未公開作品か。。うーん確かに入り込みにくいかも。。などという思いが先にあったような感じがします。そして体調もあるのかもしれません。
そういう気分の時みたらすごくいいのかもしれないけれど今週はわかりやすい作品の方がいいなって感じる週のようで。。
(そんなに難解ではなかったですが、でてくる人が 閉ざし気味でしょう。。閉ざしからちょっと開きに向かう映画だからそれでいいのだけど。。。)
ボーイッシュな女の子 k.d.ラングがあの曲の方とはわかっていなかった。。
女の子は女の子 曲は曲としてとらえていました。
あの音楽はよかったですねー。ストーリーも わざとらしくまとめる感じでないところはよかったですね。。。書いている内にかなり評価が昨日書いたときより高まってるみたいな感じでお調子者の自分がはずかしいです。。
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