ふつうのファッション

街角にたたずんで色んな人の様子を観察、スケッチした本。わたしも街角で観察したりデジカメ撮影したりするの大好きなので、近しい感じがした。こうして雑誌の紙面を飾るほどびっちり調べてまとめるのは大変だったろうな。銭湯でスケッチとか想像しただけで大変そう。路上観察学会林丈二さんの展覧会でみたスケッチにも近いものを感じた。欲をいえばもっと色がつかわれてる方がいいかな。。そうすると単価が高くなってしまうんだろうな。。二色刷なんでTシャツの色とかいろいろ細かい文字で書いてあるのだけどざーっと読んでると一緒にみえてしまう難があるかな。。大田垣さんがあとがきで書いておられる、路上採集のきっかけとなった「今和次郎集 一巻」(ドメス出版)の「考現学」というのも読んでみたいなぁ。。

今和次郎集〈第1巻〉考現学 (1971年)

今和次郎集〈第1巻〉考現学 (1971年)