草の上の昼食

 

ジャン・ルノワール 1959

 

ルノワール監督への評で「一筆書きでさらさら書くような」というのを読んだことがあるが本当そう。人々の様子をニコニコしながら観ている、自由を愛する観察者というイメージがある。

道徳的な人も道徳関係ない人に巻き込まれ大きな渦の中でええじゃないか、という。羊飼いの笛で皆が振り回されるのシェークスピア的でもあった。