勤倹貯蓄〜塩原多助 (1925) 木村白山,10m. ◇活弁版
鞍馬天狗/恐怖時代 (1928) 山口哲平,29m. ◇活弁版
べんけい対ウシワカ (1939) 政岡憲三,13m.
「くもとちゅうりっぷ」の政岡憲三さんの別の作品がみたくて借りてみる。
「べんけい対ウシワカ」
弁慶にお連れの小坊主さんがいることで、そうだったそもそも弁慶っていうのは比叡山の僧だったなと、「双調平家物語」で読んだことを思い出す。また橋の上にウシワカがあらわれるところの華奢な感じは、歌舞伎とか映画とかで出てくる公達という佇まい。でっぷりした歌舞伎役者の人がすることもあるが、目指しているのはこういう感じなんだなと思った。
「勤倹貯蓄〜塩原多助」もアニメーション。なんとなく花登筺風の作品。
「鞍馬天狗/恐怖時代」アラカンさんの動きがシャープでかっこいい。偽鞍馬天狗というのが出てくるのだけど、姿は同じでもくっきりと差が。